ウラジオストクの中心街、フキノ地区の古いアパートのワンフロアーは画家たちのアトリエになっていた。

後ろ右からSERGEI DROBNOHOD(38)、となりが彼の妻と息子、ここは彼のアトリエだ。

左がTOKACHENKO EVGENIY(42)まえに座っているのが、

ALEXANDER KIRYAKHNO(49)外国でも展覧会を時々やっているらしい。皆日本にも行ったことがあるといった。

繁華街をあるくカップル。小柄な彼女はとてもチャーミングだった。

ファッションデザインを勉強中のアンジェリカ(21)。彼女の父親はエリート軍人だった。

ソ連が解体して、退職した。今は田舎にこもり細々と年金で暮らしていると言った。

卒業したら、ロシアの文化の中心サンクト・ペテルブルグ(レニングラード)で仕事をしたいといっていた。

ウラジオストクで会った一番お洒落な女性だった。

アパートはワンルームで広くはないが、部屋全体を上手にコーディネイトしていた。

ウラジオストクからナホトカに行く途中の海岸。

フレンドリーなゲイの二人は僕のことも写真に撮った。

下はナホトカのチェルネストリートにて。ウラジオストクよりナホトカの人々はずっと純情だ。

ナホトカは太平洋戦争後、シベリア抑留者が出航した港だ。

捕虜であった日本人が作った木造の建物もまだ残っているという。

ソビエト時代でもナホトカは外国人が入れた。

シベリア鉄道もウラジオストクには入れなかったので、ナホトカ経由でモスクワと繋がっていた。

ナホトカのフリーマーケットであった夫婦。ウラジオストクから比べると本当にずっと素朴だ。

ナホトカの東にある海水浴場。夏は浜辺にいっぱいに人が溢れるという。

珍しくこの海岸に入るの駐車料金を請求された。

遊びではなく、仕事できたと言ったら、無料になった。

二人は大学の先輩後輩、恋人同士、浜辺でずっと戯れていた。

男の名はMAKSIM、21才で法科の5年生、女はALYONA17才旅行サービス科で勉強している。